補聴器の交換時期の目安は?
補聴器は聴覚を補助する医療機器で、聞こえの質に大きく影響します。技術の進化が早く、5年前のモデルと最新モデルでは性能に大きな差があります。聞こえが悪くなったと感じたら補聴器の状態を確認しましょう。
| 種類・条件 | 交換目安 |
|---|---|
| 耳かけ型補聴器 | 5〜7年 |
| 耳あな型補聴器 | 4〜6年 |
| 充電式補聴器のバッテリー | 4〜5年 |
| 空気亜鉛電池(使い捨て) | 5〜14日 |
| イヤーモールド(耳栓) | 2〜3年 |
| チューブ | 3〜6か月で交換 |
補聴器のメーカー設計耐用年数は5年です。障害者総合支援法による公費負担(補装具費支給制度)も5年ごとの更新が基準です。汗や湿気は補聴器の最大の敵で、毎日の乾燥ケースでの保管が寿命を大きく左右します。
交換が必要なサイン
・聞こえが以前より悪くなった
補聴器の性能低下か、聴力の変化(悪化)が考えられます。耳鼻科で聴力検査を受けてから補聴器の調整または交換を検討してください。
・雑音が増えた
マイクやレシーバーの劣化でノイズが増えます。
・音が途切れる
内部の電子部品やコネクタの接触不良で音が不安定になります。
・バッテリーの持ちが悪い
充電式モデルのバッテリー劣化で稼働時間が短くなります。
・外装にヒビがある
ケースのヒビから汗や水分が浸入して内部の劣化を早めます。
補聴器の交換品の選び方
専門家に相談して選ぶ
補聴器は耳鼻科での聴力検査に基づいて認定補聴器技能者がフィッティングする医療機器です。通販で買うのではなく、必ず耳鼻科と補聴器専門店で相談してください。無料の試聴期間(2〜4週間)を設けている販売店が多いため、購入前に実生活で試すことをおすすめします。メーカーはフォナック、オーティコン、シグニア(シーメンス)、リサウンドなどが主要ブランドです。
補聴器の日常ケア
毎晩寝る前に補聴器を乾燥ケース(乾燥剤入りまたは電気式)に入れて乾燥させてください。汗をかいた後は柔らかい布で拭き取りましょう。チューブやイヤーモールドは定期的に清掃し、汚れが詰まらないようにしてください。3〜6か月に1回は販売店でのメンテナンス(クリーニング・調整)を受けましょう。
補聴器のよくある質問(FAQ)
補聴器はいくら?
片耳5〜50万円と幅広い価格帯です。医療費控除の対象になる場合があります。障害者総合支援法による公費負担が受けられる場合もあるため、耳鼻科医に相談してください。
補聴器と集音器の違いは?
補聴器は個人の聴力に合わせて調整される管理医療機器で、専門家がフィッティングします。集音器は音を一律に増幅するだけの一般家電です。軽度の聞こえにくさには集音器でも効果がありますが、本格的な聴覚サポートには補聴器が必要です。
補聴器は両耳に必要?
両耳装用が推奨されています。両耳で聞くことで音の方向感覚が保たれ、騒音下での聞き取りも向上します。片耳だけの装用では脳が不使用の耳からの情報処理能力を失っていく可能性もあります。

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