着物・浴衣の交換時期の目安は?
着物や浴衣は手入れ次第で長く愛用できますが、素材によって寿命が異なります。特に保管環境がシルクの寿命を大きく左右します。
| 種類・条件 | 交換目安 |
|---|---|
| 絹(正絹)の着物 | 30年以上(手入れ次第で代々受け継げる) |
| ポリエステルの着物 | 5〜10年 |
| 木綿の着物・浴衣 | 5〜15年 |
| 浴衣(綿・ポリエステル) | 3〜10年 |
| 帯(正絹) | 30年以上 |
| 帯(ポリエステル) | 5〜10年 |
| 草履・下駄 | 3〜5年 |
| 足袋 | 洗濯30〜50回(1〜2年) |
正絹の着物は適切に手入れ・保管すれば50年以上持ちます。母から娘へと受け継がれるのは、絹の耐久性と仕立て直しができる着物ならではの文化です。
交換が必要なサイン
・シミや黄変が取れない
正絹は経年で黄変(きばみ)が起こります。専門店でのシミ抜きで改善することもありますが、広範囲の黄変は難しいです。
・カビが発生している
湿気でカビが生えると白い斑点やカビ臭が出ます。軽度なら専門のクリーニングで除去可能です。
・生地が裂けやすくなった
絹は紫外線で繊維が脆くなります。触っただけで裂けるようなら限界です。
・草履の底が剥がれた
接着剤の劣化で底面が剥がれます。修理可能ですが、かかとが大幅にすり減っている場合は交換してください。
着物の保管方法
湿気と虫から守る
着物は畳紙(たとうし)に包んで桐箪笥に保管するのが理想です。桐は調湿効果があり、虫もつきにくいです。桐箪笥がない場合は衣装ケースに除湿剤と防虫剤を入れて保管してください。年に1〜2回は「虫干し」として陰干しして風を通してください。正絹の着物はクリーニングに出す際、着物専門店を選んでください。一般のクリーニング店では生地を傷める場合があります。

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