ペット用ミルクの使用期限の目安は?
授乳期の子犬や子猫、食欲が落ちたシニア期のペットを支えるペット用ミルク。栄養価が高いぶん傷みやすく、開封後の扱いを誤ると下痢や体調不良の原因になります。
| 種類・条件 | 使用期限・保存目安 |
|---|---|
| 粉末タイプ(未開封) | 1〜2年(表示に従う) |
| 粉末タイプ(開封後・密閉して冷蔵) | 3〜4週間 |
| 液体タイプ(未開封・常温) | 半年〜1年 |
| 液体タイプ(開封後・冷蔵) | 2〜3日 |
| お湯で溶いたミルク | その場で使い切る |
| 溶いたミルクを冷蔵した場合 | 当日中 |
| 飲み残し | 再利用せず廃棄 |
| 湿気を吸って固まった粉末 | 使用しない |
ペットショップ・ホームセンター・動物病院・通販で入手可能。犬用と猫用では必要な栄養バランスが異なり、猫には猫用を与えるのが基本です。授乳期の成長を支える、扱いに注意の要る食品です。
使用期限切れ・劣化のサイン
・粉が固まっている・湿っている
湿気を吸うと雑菌が繁殖しやすくなり、溶けもむらになります。かたまりができたら使わないでください。
・色が黄ばんだ・くすんだ
購入時より色が濃くなったものは、脂肪分の酸化が進んでいます。
・古い油のようなにおいがする
脂肪が酸化したサインで、下痢の原因になります。
・溶けにくくダマが残る
湿気や経年で品質が落ちている可能性があります。
・液体タイプが分離している・とろみが出た
開封後に時間がたったものは、見た目に変化がなくても処分します。
・表示された期限を過ぎている
体の小さな子犬・子猫にはリスクが大きいため、期限内のものを使ってください。
ペット用ミルクの選び方・保管のポイント
犬用・猫用を使い分け、牛乳は与えない
まず押さえておきたいのは、人間用の牛乳を代わりに与えてはいけないという点です。犬や猫は牛乳に含まれる乳糖を分解する酵素が少なく、下痢や脱水を起こすことがあります。必ずペット用として作られたミルクを選び、猫には猫用、犬には犬用を与えてください。作るときはぬるま湯で溶き、人肌(38℃前後)に調整します。熱すぎるとやけどや栄養素の変性につながり、冷たいままでは消化に負担がかかります。作り置きはせず、一回分ずつ溶いてその場で与え、飲み残しは必ず捨てましょう。哺乳瓶やスポイトは使うたびに洗って消毒します。保管は、開封した粉末を密閉容器に移して冷蔵し、3〜4週間で使い切るのが目安です。粉をすくうスプーンは必ず乾いたものを使い、袋の口に水滴が入らないようにしてください。
