クリアファイルの交換時期の目安は?
書類の仕分けや持ち運びに使うクリアファイル。丈夫で何年でも使えそうに見えますが、樹脂は光と熱で確実に劣化し、放っておくと中の書類のほうを傷めることがあります。
| 種類・条件 | 交換目安 |
|---|---|
| ポリプロピレン(PP)製 | 5〜10年 |
| ポリ塩化ビニル(PVC)製 | 3〜5年 |
| ノベルティなどの薄手タイプ | 2〜3年 |
| 窓際など直射日光が当たる場所 | 1〜2年 |
| 書類を入れたまま保管したもの | 3年前後で貼り付くことも |
| 白く濁った・ひび割れたもの | 即交換 |
| 表面がベタつくもの | 即交換 |
| 長期保存する書類用 | PP製に入れ替える |
文具店・ホームセンター・100円ショップ・通販で入手可能。素材はパッケージに「PP」「PVC」と表示されており、A4判を中心にインデックス付きやマチ付きなど形も豊富です。書類を守るための、最も身近な収納用品です。
交換が必要なサイン
・全体が白く濁ってきた
紫外線による劣化です。透明度が落ちると中身が見えず、本来の役目を果たしません。
・角が割れた・ひびが入った
樹脂がもろくなった状態で、書類の角が飛び出して折れます。
・表面がベタつく
PVC製で起こりやすく、可塑剤がしみ出しています。中の書類に移ります。
・中の書類に文字やインクが転写した
長く挟んだままにすると起こります。気づいた時点で入れ替えます。
・折れ癖が付いて閉じない
入れすぎや重ね置きが原因で、書類がずり落ちます。
・静電気でほこりを吸うようになった
表面が劣化して帯電しやすくなっています。
クリアファイルの選び方・使い方のポイント
長期保存はPP製を選び、直射日光と車内を避ける
選ぶときに見てほしいのが素材表示です。長く保管したい書類には、可塑剤を含まないポリプロピレン(PP)製が向いています。一方、柔らかくて手になじむポリ塩化ビニル(PVC)製は、年月がたつと可塑剤がしみ出し、インクジェットで印刷した紙やレシートの感熱紙とくっついて、文字が転写したり色が抜けたりすることがあります。大切な書類ほど素材を選んでください。置き場所も寿命を左右します。窓際に立てておくと紫外線で一、二年のうちに白く濁り、夏の車内に置けば熱で波打って変形します。棚や引き出しなど、光と熱の当たらない場所にしまいましょう。使い方では、入れすぎないことが基本です。厚みのある書類を詰め込むと角から裂け、折れ癖も付きます。長期保管する書類は、年に一度は取り出して、ファイルがベタついていないか確認すると安心です。
