テレビの壁掛け金具の交換時期の目安は?
テレビを壁に固定する壁掛け金具。一度取り付けると触る機会がほとんどありませんが、ネジのゆるみや下地の傷みは、地震のときに重大な事故につながります。
| 種類・条件 | 交換・点検の目安 |
|---|---|
| 金具本体(スチール製) | 10年以上もつことが多い |
| 取り付けネジ・ボルトの点検 | 年に1回 |
| 角度調整式・アーム式の関節部 | 5〜10年 |
| 樹脂製のパーツ・カバー | 5〜7年 |
| テレビを買い替えたとき | 規格と重量の適合を再確認 |
| ぐらつき・きしみ音があるもの | すぐ点検 |
| サビが出たもの | 交換 |
| ネジ穴が広がったもの | 取り付けのやり直し |
家電量販店・ホームセンター・通販で入手可能。テレビ背面のネジ穴の間隔を定めたVESA規格と、対応する重量の表示を見て選びます。テレビの重さを長期間支え続ける、安全にかかわる金具です。
点検・交換が必要なサイン
・テレビがぐらつく・傾いてきた
ネジのゆるみか下地の傷みが進んでいます。すぐに点検してください。
・角度を変えるときにきしみ音がする
関節部の摩耗やネジのゆるみが疑われます。
・壁紙にひびや浮きが出ている
固定部分に想定以上の力がかかっているサインで、壁側が負けかけています。
・アームが自重でゆっくり下がる
角度を保持する機構が弱った状態です。
・ネジが締まらない・穴が広がった
締め直しても効かない場合、下地ごとの補強が必要です。
・金具にサビが出ている
強度が落ちるため、結露しやすい壁では特に注意します。
テレビの壁掛け金具の選び方・取り付けのポイント
下地のある位置に固定し、年に一度はネジを増し締めする
選ぶときは、テレビ背面のネジ穴の間隔(VESA規格)と、金具の対応重量を必ず確認します。対応重量はテレビの実重量に対して十分な余裕のあるものを選んでください。そして最も重要なのが取り付ける壁です。石膏ボードだけにネジを打つのは危険で、テレビの重みで少しずつ穴が広がり、ある日突然落下します。必ず柱や間柱など下地のある位置に固定するか、下地の見つからない壁では補強板を渡してから取り付けてください。下地探し器で位置を確かめる作業に不安があれば、購入店の取り付けサービスを利用するほうが確実で安全です。賃貸住宅では壁に穴を開ける前に管理会社へ確認し、支柱で床と天井に突っ張るタイプを検討する方法もあります。取り付けたあとも点検は必要です。年に一度はネジの増し締めをし、テレビを軽く揺らしてぐらつきがないか確認しましょう。テレビを買い替えたときは、重量と規格が合っているかを必ず確かめてから同じ金具を使ってください。
