障子紙の張り替え時期は何年?
やわらかい光を通し、部屋の湿度も調えてくれる障子。紙は破れていなくても日焼けと汚れを少しずつ蓄えていき、気づかないうちに本来の明るさを失っています。
| 種類・条件 | 張り替えの目安 |
|---|---|
| 普通紙(パルプ製) | 1〜2年 |
| 手すき和紙 | 2〜3年 |
| レーヨン混の強化紙 | 3〜5年 |
| プラスチック(樹脂)入り障子紙 | 5〜10年 |
| アクリル板をはめるタイプ | 10年以上 |
| 日当たりの強い部屋 | 短くなりやすい |
| 破れ・穴があるもの | すぐ張り替え |
| カビや黒い点が出たもの | すぐ張り替え |
ホームセンター・建具店・通販で入手可能。のりで貼るタイプ、アイロンで貼るタイプ、両面テープで貼るタイプがあり、障子の幅(半紙判・幅広)に合わせて選びます。明るさと湿度を調える、和室の建具材です。
障子紙の張り替えが必要なサイン
・全体が黄ばんで茶色っぽい
紫外線による日焼けです。張り替えると部屋の明るさがはっきり変わります。
・破れや穴がある
小さな穴でもそこから裂けが広がるため、早めに対処します。
・紙がたるんで波打っている
湿気を吸って伸びた状態で、見た目も損なわれます。
・黒い点やカビが出ている
結露しやすい窓際で起こりやすく、健康面でも張り替えどきです。
・桟(さん)の跡が紙に浮き出ている
のりが劣化して紙が桟に張り付いています。
・水はねのシミが残っている
いったん付いたシミは落ちないので、張り替えで対応します。
障子紙の選び方・張り替えのポイント
暮らし方に合う素材を選び、少し湿気のある日に張る
障子紙は素材で耐久性が大きく変わります。昔ながらの風合いを重視するなら和紙、コストを抑えるならパルプ製の普通紙、小さな子どもやペットがいて破れが心配ならプラスチック入りの強化紙が向いています。樹脂入りは数年もちますが、和紙に比べて通気性は劣るので、湿度調整を期待する部屋では素材を考えて選んでください。張り替えの作業は、からりと乾いた日より、少し湿度のある曇りの日のほうが向いています。貼ったあとに紙が乾いて縮み、ぴんと張るためです。古い紙は霧吹きで水をかけてのりをふやかすと、桟を傷めずにきれいにはがせます。はがしたあとは桟の古いのりを固く絞った布で拭き取り、完全に乾かしてから新しい紙を貼りましょう。のり貼り用の紙にアイロン用ののりを使うなど種類を取り違えると、うまく貼れずやり直しになるので、紙と接着方法の組み合わせは購入時に確認してください。破れが一か所だけなら、市販の補修シールで応急処置もできます。
